積立投資は暴落時どうする?

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「積立を始めたけど、急に株価が下がってきた。どうすればいい?」

投資を始めてしばらくすると、必ずこの壁にぶつかります。資産がどんどん減っていく画面を見ると、「売った方がいいんじゃないか」「積立を止めるべきか」と焦ることもあるでしょう。

この記事では、暴落時に初心者がどう行動すべきかを解説します。


結論:何もしなくていい

シンプルに言うと、暴落時にやることは「何もしない(積立を続ける)」です。

これが最も正解に近い行動です。「何かしなければ」という焦りを感じるのは自然ですが、その衝動に従って動くと、たいてい損します。

もっというと、証券会社の画面を見ることすらしなくていい、という意見もあります。
確かに、売らずに毎月積み立てる前提ですからね。私も株価の変動を気にしたことはありません。


なぜ暴落時に売ってはいけないの?

過去の歴史を見てみましょう。

  • リーマンショック(2008年):S&P500は約50%下落。でも2013年には回復し、その後も上昇を続けた
  • コロナショック(2020年3月):S&P500が約34%下落。しかし5〜6ヶ月で回復し、その後最高値を更新
  • ITバブル崩壊(2000〜2002年):回復に時間がかかったが、長期で見れば右肩上がり

暴落は確かに怖いですが、長期で見ると世界経済は成長を続けてきたという事実があります。

暴落時に売ってしまうと、「安値で売り、高値で買いそびれる」という最悪のパターンにもなりえます。


暴落時こそ積み立てが有利

積立投資(ドルコスト平均法)の強みは、暴落時にこそ発揮されます。
*ドルコスト平均法:株や投資信託などの金融商品には、当然ながら価格変動があります。その変動リスクを抑えるため、一度に大きな金額を投資するのではなく、毎月や毎週など定期的に一定額ずつ積立投資する方法が「ドルコスト平均法」です。金融商品の価格が高いとき、低いときの購入額の差を平均化できるのが特徴です。(京葉銀行HPより抜粋)

たとえば毎月1万円でオルカンを積み立てているとします。

  • 通常時:1万円で100口買える
  • 暴落時:1万円で200口買える(値段が半分になった場合)

同じ1万円でも、暴落時は2倍の量を買えるんです。これが積み重なると、後から株価が回復したときに「暴落時にたくさん仕込んでいた分」がリターンとして返ってきます。

暴落は「バーゲンセール」と捉えて、いつも通り積み立てるのが正解です。


暴落時にやってはいけないこと

📚 投資初心者におすすめの本

まずはこれを読むべし、と推奨される名著です。筆者も実際に読んで投資を始めるきっかけになった1冊です。

投資だけではなくお金のこと全般について、しっかりと勉強できます。

❌ 売る

損失を確定させるだけです。回復したときに乗れなくなります。

❌ 積立を止める

回復局面での買い場を逃します。暴落時こそ積み続けることが重要です。

❌ ニュースを見すぎる

「〇〇が暴落!さらに下落か」という見出しが並ぶので、不安が増すだけです。長期投資家は短期のニュースに振り回されない心構えが大切です。


暴落時にやってもいいこと

✅ 余裕があれば積立額を増やす

暴落時は「安く買えるチャンス」です。生活費を圧迫しない範囲で一時的に積立額を増やすのはアリです。

✅ ポートフォリオを確認する

「そもそも自分のリスク許容度と投資内容が合っているか」を見直すのはOK。ただし「確認するだけ」で、売却はしないようにしましょう。

✅ 長期目線を再確認する

「自分はなぜ投資を始めたのか」「目標はいつ達成するのか」を振り返ることで、焦りが落ち着きます。


暴落が怖くて眠れないなら

それは投資金額が自分のリスク許容度を超えているサインかもしれません。

もし夜も眠れないくらい不安なら、積立額を少し減らすことを検討しましょう。「継続できる金額で続ける」ことが最重要です。


まとめ

  • 暴落時の正解は「積立を続ける(何もしない)」
  • 過去の暴落はすべて回復してきた
  • 暴落時は同じ金額でより多く買えるのでむしろチャンス
  • 売る・止める・ニュースを見すぎるのはNG
  • 眠れないほど不安なら積立額を見直すサイン

暴落は怖いですが、長期積み立て投資において避けられないプロセスです。「嵐が来ても傘を差して歩き続ける」くらいの気持ちで、淡々と積み立てを続けましょう。

次回は「新NISAのデメリットはある?」について解説します。

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