「新NISAを始めたいけど、毎月いくら積み立てればいいの?」
これ、すごく大事な疑問ですよね。少なすぎたら意味がないし、多すぎたら生活が苦しくなる。この記事では、月の積立金額の考え方と、目安となる金額を解説します。
結論:生活費を圧迫しない範囲でOK
まず大前提として、生活費や緊急予備費を確保した上で余ったお金を投資するのが基本です。
毎月の積立額に「正解」はありません。収入や生活費、目標によって人それぞれ違います。「月1万円でも十分?」という疑問を持つ方もいますが、1万円でも十分スタートになります。それより少額の方もいるでしょう。
まず「使えるお金」を把握しよう
月の積立額を決めるステップはこうです。
- 手取り月収を確認する
- 毎月の固定費・生活費を引く
- 緊急予備費(3〜6ヶ月分の生活費)を確保できているか確認
- 残ったお金の中から投資に回す
生活費を削って無理に積み立てるのはNGです。暴落時に「お金が必要だから売る」という最悪のパターンにつながります。
収入別の目安
あくまで参考ですが、手取り月収ごとの積立金額の目安です。
| 手取り月収 | 積立目安 | 年間投資額 |
|---|---|---|
| 20万円 | 1〜2万円 | 12〜24万円 |
| 25万円 | 2〜3万円 | 24〜36万円 |
| 30万円 | 3〜5万円 | 36〜60万円 |
| 40万円以上 | 5〜10万円 | 60〜120万円 |
収入の10〜20%を目安にする人が多いですが、これも絶対ではありません。
月1万円から始めてもOK
📚 投資初心者におすすめの本
まずはこれを読むべし、と推奨される名著です。筆者も実際に読んで投資を始めるきっかけになった1冊です。
投資だけではなくお金のこと全般について、しっかりと勉強できます。
「月1万円じゃ少なすぎる?」と思う方もいますが、全然そんなことはありません。
月1万円、年利5%で30年積み立てた場合のシミュレーション:
– 積立総額:360万円
– 運用後の資産:約815万円(約2.3倍)
月3万円なら:
– 積立総額:1080万円
– 運用後の資産:約2446万円(約2.3倍)
*いずれも金融庁HPつみたてシミュレーターで算出
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/tsumitate-simulator/
「少額でも長く続ける」ことが大事です。まずは無理のない金額で始めて、収入が増えたり生活費が減ったりしたタイミングで増額するのが賢い方法です。
上限の360万円を目指す必要はない
新NISAの年間投資上限は360万円(月30万円)ですが、これを使い切る必要はまったくありません。
「上限まで使わないともったいない」と感じる方もいますが、無理して積み立てて生活が苦しくなる方が本末転倒です。
昨今SNS上では、「枠を埋め切った報告」が散見されますが、上限はあくまで「最大でこれだけ使えますよ」という枠なだけです。情報に惑わされず自分のペースで積み立てればOKです。
ボーナスを成長投資枠に回す方法も
「毎月の積立は少なめにして、ボーナス月にまとめて投資したい」という方は、成長投資枠のスポット買いを活用する方法もあります。
たとえば、つみたて投資枠で月2万円を積み立てつつ、ボーナス時に成長投資枠から一括投資するイメージです。
実は、つみたて投資枠でも年2回まで特定の月に積立額を上乗せ(増額)できる機能があるのですが、クレジットカード積立では利用ができません。
まとめ
- 積立金額の正解はなく、生活費を圧迫しない範囲で決める
- 月1万円でも十分スタートになる
- 収入の10〜20%が目安のひとつ
- 無理に上限(月30万円)を目指す必要はない
- まず始めて、余裕ができたら増額するのが現実的
「完璧な金額」を探すより、まず始めることが大切です。投資は時間が武器になるので、少額でも早く始める方が長期的には有利です。
次回は「投資初心者がやりがちな失敗5選」について解説します。

